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2006/06/12

浜崎あゆみ ARENA TOUR 2006 A 最終日レポート(第7版)

 あいにくの小雨模様でしたが、代々木でのAYUMI HAMASAKI ARENA TOUR 2006 A 千秋楽初体験(生あゆは3回目)から、今もどって参りました。
Ayu2006touryoyogi005 アリーナではない「代々木体育館本来の」段差のある席ははじめてだったので、はじめて、人の頭にさえぎられること「全くなし」にステージがみえました。こうなると逆にあまり双眼鏡を使わず楽しもうという気になるから不思議なものです。
 同じツアーを2回見るというのは初めてでしたが、基本的には、アンコールにもうすぐ発売の新曲浜崎あゆみ/BLUE BIRD(DVD付A)"BLUE BIRD"が歌われた以外、プログラムに変化なしです。演出も、若干手を入れたなというくらいにしか感じられませんでした。("rainy day”のホンモノの雨は、長野では降らせてなかったような気がする)
 浜崎あゆみ(顔色は、長野公演の時よりはるかに生気があった。こういう時のayuは化粧がケバくみえないのです)の声のコンディションは、冒頭2曲の音程が不安定だった長野2日めの時より、冒頭から平均点では安定していたが、どうもこの日の午前中にテレビ番組の録画取りもあったようで、声の純粋の質は長野でのほうがよかった気もする(長野のビックハットは会場が約半分の規模だし、長野ではアリーナ席、体育館中央に設けられた円形張り出しステージの後ろ10列目くらい[おかげで"alterna"の宙吊り舞台等では双眼鏡忘れたのにayuが相当近くで見れる瞬間ありましたが]、聴取位置が基本的に違うので単純比較はできないが)。意外と歌の入りとかにトチリがあった。
 しかし、あれだけ本番で熱唱した後、アンコールの"heaven”と"teens"という静かなアコースティックバラードを、あれだけの細やかな、CDにおさまりきらない幅のある表現力で歌い切るのは、長野と全く同様で、ayuのライブでの歌唱力のキャパ全体にははますます磨きがかかっていると思う。

 そして、ともかくSEがむやみと長かったのです!! 20分ぐらい? さすがにこの内容はDVDお待ちの方のために取っておきますが、まるでTVバラエティ番組みたいにいろいろ「凝った」ことをしていた、とだけは言っておきます。これだけのやりとりをかなりの程度まで、TV番組収録のように、撮りなおしの効かない一発ライブで即興でできるとすれば、ayuとよっちゃん(あの「たのきん」の「よっちゃん」こと野村義男さん今や日本有数の実力派ライブ・ギタリストです。トリオでは一番地味だった彼が,結局、日本を代表するアーティストとして、一番息の長い活動ができてるんですね。今現在野村さんの公式サイトのつながりが悪いみたいなので、Wikipediaでの紹介はこちら)は、芸能人として本物のプロです。裏方の人の映像の見せ方のタイミングのよさを含め、ayuのライブのスタッフの阿吽の呼吸はさすがというしかない。これが編集されないままDVDになるのだろうか? これはDVDで「おまけ」にまわすのはもったいないよ。

*****

 だた、毎年のツアーのローテーションに入っていなかったらしい長野公演との違いを一番鮮烈に感じたこと。

「代々木の楽日ねらいは、圧倒的に『リピーター』が多いのではないか????」

 恐らくはじめてayuのライブを聴きにいった人は、以前からの人気曲"evolution"や"unite!"に、ayuが何も先導しなくても、観客のほぼ全員が、一糸乱れず一斉に同じフリで動き出すのに仰天するだろう。

 長野公演では、恐らく東京とかから「遠征してきた」コンサートリピーターのファンは、多く見積もっても半分だろう。だから、その時点でライブで一回、あとは過去のDVDでのコンサートの映像(これはあきれるほど繰り返してみてますから)しかしらない私ですら、ayuのコンサートに行き慣れた者のふりをして、意外とぎこちない周囲の観客の反応の「先導」ならぬ「煽動」の側に回っていた(^^;)

 しかし、さすがにツアー初期の長野の頃には「確立」していなかった、浜崎あゆみ/(miss)understood(DVD付)最新フルアルバム"(miss)undesrstood"の諸曲と 浜崎あゆみ/Startin’/Born To Be...(DVD付き)マキシ"Startin'"/"Born To Be..."からの曲について、観衆がどこでどういうフリを客席からするかとか、観衆がどの曲の「どこ」にきたらペンライトを「どちらに」振るのかすら、いつの間にか間主観的同意というか、みんなの動きにすでに暗黙の共通理解が形成されているノデアル(^^;)。恐るべし、ツアーおっかけリピーターの感応(テレパシー)能力!!

というか、どうもある程度古株のリピーターのファンの人が「主体的に」「率先して」あるマナーをとり始めると、まわりがいい意味でも悪い意味でもそれに「同調」するようである。

 例えば、ayuが「これから静かな曲をアコースティックな伴奏で2曲続けます」というと、まずは、比較的年齢層が高そうな一団が、普段総立ちで聴いていたなかで、自発的に静かに席に座り始める。そうすると、若い世代は、「そうか、こういう曲は座ってじっくり静かに聴くものなのだ」と察して、徐々に座り始める
 (私は、それから"heaven""teens"という、私の大好きな、じっくり聴きたい2曲がはじまるのは長野公演での経験から予想がついたら、周囲の立ったままの若い連中にに先んじて「ストン」と席に座った組)。

 どころがどっこいぎっちょんっちょん、本番が終わってアンコールまでの合間になると「さっさとみんな着席」してしまう、あの悪い癖は、むしろ、ayuの生公演に慣れていない聴衆が多い長野でより、常連の多い代々木の楽日の方が露骨に顕著であった。
 ペンライトを両手に握り締め、恐らく手製のayuマークの小旗を更に握った、年長のリピーターのファンの中に、そこで座ってしまう周囲の中で敢えて孤高に立ち尽くしたたまま「あゆー!!」と声を出し続ける人もすぐ近くにいた(どうもあのへんの席は、そういう、ライヴの雰囲気盛り上げるのがうまい人たち向けの切符配分がされているような....)。

 そこで、更に『別の』ある人物もまた、たいていの観客が一斉に席にすわったショックに一気にムカつき、座ってしまう周囲に抵抗するかのように、ほんの10秒後ぐらいの時点で、最初はメゾピアノぐらいに、控めに、「あーゆ!」チャチャチャをはじめた。
 驚くことに、それは周りのリピーターにはすぐ伝染し、そして、一万数千人収容の代々木体育館全体に伝染していくにの1分かからなかったのである。

 最近のコンサートでは、わざわざスポットライトが点滅しはじめてから、「あーゆ!」チャチャチャがやっとはじまることが多いようだったが、私の記憶では、今回はスポットライトの点滅によるスタッフからのキューだしそのものが「ない」まま、アンコール序曲というべき「Ayu Ready?」のインストルメンタルとアニメーションが始まったように記憶する。

 ここまでの間、前述のかなり常連風の人ですら、結果的にいつもより長大化した「あーゆ!!」チャチャチャの連呼に喉が枯れたのか、途中で水をいっぱい飲んで中断した。
 
 ところが、そのもうひとりの「確信犯」の人物は、この場面のみならず、水すらのまないまま、予告どおり、"Bold & Delicious”の合唱部分で、大声を張り上げていた、だけではなく、前述のアコースティックの2曲を除けば、コンサートのはじめから終わりまで、周囲に迷惑がかかりそうにない程度に音量をコントロールしつつも(それでも邪魔だった人、ごめんなさいね ^^;)は,延々「ayuと一緒に歌い続けていた」ことはいうまでもない。

 この、アンコールの「あーゆ」、チャチャチャの「火付け役」に今回なれたというのが、どこまで、当人の思い込みかはわかりません。

 でも、私はその瞬間、

    「歴史は動かせるかもしれない」

と、思いました(^^;)

 (ちなみに心理臨床学会や、人間性心理学会で、大会場であろうが何の緊張もなしに、自分の発表の際も、フロアからの質問の際も、朗々とした通る声で、明晰な論理で、その時の発表者を尊重しつつ、場を盛り上げることに特にこの2年ほど磨きがかかった私は、いざとなるとかなり心臓に毛が生えたパフォーマンスに転じます。昨年のトロントでのフォーカシング国際会議でも、何より指揮者および応援団長として国際的に記憶に残った(?)人間です)

******

 あと、こうして、2回のライブ体験とアルバムを繰り返して聴く中で、ayuが新アルバムで実は一番真摯な思いをこめているのが、アルバム同名曲"(miss)understood""in the corner"という、一見地味な2曲でないかという思いが確信になりました。

 逆に、アンコールからの"trauma"の「消滅」どころか、見かけ上最新アルバムの一番のメジャー曲、紅白でも歌われた"fairyland"が、どうもこのツアーで一度も歌われていない。

 このへんの問題については、またいずれ書きたいと思います。

*******

Ayugoods2006a今回の「獲物」のayu goods。はじめてペンライトなるものを買いましたが、振る力が強すぎた(爆)遠心力のため、先っぽのキャップが何処(いずこ)かへと飛んで行ってしまい(下の方の誰か、頭に当たってたりしたらゴメンナサイ m(_ _;)m)、その後は、中の透明なロゴ入りプラスティックカードまで飛び去らないように、すっ飛んだ先っぽの方を握って振るという、逆の持ち方をしていました。
 (背後の白いブックレットは、手近にあった真っ白な背景として、たまたま使ったのですが、私がLINN CLASSIKのユーザーであることの証明にもなりますよね。多国語対応の重厚な「取り扱い説明書」の表紙です)。
 あと、ツアーの公式パンフレットも買いましたけど、表紙が光の反射で画面が変わる凝った体裁なので、私の携帯デジカメではすぐにはうまく撮れませんでした、うまく撮れたらあとで載せます。

******

 追伸:パンフは「これ」です。
Ayu2006tourpanfu
 見る角度によってayuの顔と今回のツアーのシンボルマークが交互に見える,凝った表紙デザインなんだけど、スキャナの取り込みの際の「あの」動きというのは、こういう時「両方同時に」取り込めることになるわけですね。
 

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