最初はNoの積み重ね(第2版)
「ホールボディ・フォーカシング」シリーズの延長です。
フォーカンシングでは、
「あなたが」ではなくて、
あなたの中の「その感じ(フェルトセンス)それ自身が」
どう思っているか、どうありたがっているかの聴き手にあなた自身がなることを大事にします。
しかし、これって、難しい課題なんですよね。
ほんとうに、フェルトエンスが、言葉で返事を返してくれるのか?
****
たいてい、最初は、
「言葉を返してはくれない」
という返事です。
沈黙の中で、言葉ではなくて、態度で返してきたり、
忽然と、悩みと関係あるかないかわからない、イメージが浮かんだり、
身体の感じそのものが緩んだり、強くなったり、思ってもみない部分の身体の感じに気づける、というかたちをとります。
そうした「反応」すべてが、「返事」なんですよね(^^)
*****
しかし、これでもまだピンとこない人がいるでしょう。
*****
「今、自分の身体の中で、一番注意を向けてもらいたがっているのは何だろう」
気になる事柄や悩みと関係ありそうであってもなくてもいい。
一番「気を引いてくる」身体の感じを見つけてみる。
そして、
「その感じそのものはどうありたがっているのか」を、
身体そのものの動きや姿勢の変化として、
表現されていくことを自分で少しずつ『許す』ことをしていく
という道があるわけです。
ホールボディ・フォーカシングではこのことを大事にします。
*****
しかし、これまた、実は結構高度な課題です。
そうした場合に、「両腕を上げていく」ワーク(訳書pp.111,138-9)
が役に立ちます。
正確には、
「からだに『腕があがるのを手伝って』くれるよう、『どうやったら腕があがりやすいか』身体に聞いてみる」
(土井さんの解説の文より)
ということになるのですが。
****
ただ、むしろそれは、
腕を少しずつ上げようとすると、
極論すれば「ミリ単位で」、
身体がどのように違和や抵抗を返してくるかに敏感になることなのだ、
と私は感じています。
そっちに1ミリ。.....あ、何か腕が『抵抗』してるな。
それじゃ、こっちに1ミリ。.....あ、さっきの抵抗感はない。『行っていい』ということなのかな?
じゃ、こっちにもう1ミリ。.....え、『やりすぎ』だって?
それじゃ1ミリもどって。......え? 戻るのも『もう違う』って?
じゃ、あっちなわけ?
え、それにはなぜか唐突に腰の方から微かな電撃がきたな。
じゃ、残りは下の方だけなんですが。腕上げろって言われてるのに。
......あ、手首の筋を地面方向にピーンとのばすのはOKみたいね。
でも少し痛いな。
え? あれ、「痛・気持ちいい」感じだから、これはこれで別のOKサインなんだ。しばらくこのまま味わうか。
.......え、もういい? 「この」まんまで一気に10度ぐらい腕全体をあげてもいいって???
まわりのみんなはもっとリラックスしているのに、こんな「硬直」した、腕の上げ方でいいわけ?
....... ??ま、やってみるか!!
え? 「最初に戻れ」、だとぉ!!
******
自分自身からの"Yes"のメッセージに敏感になるには、
まずは、内側からの、さまざまな"No"のメッセージに敏感になることを通してはじめて気づける。
これは、ことフォーカシングに限らないことかと思います。
ひとつだけ、自分の内側からの「赤信号」ではなくて「青信号」が灯っていたら、ともかくその青信号のある場所まで行ってみる。
そしてそこでまた内側の感じに訊いて(きいて)みる。
そのことの果てしない繰り返しの末
頭だけではたどり着かなかった場所こそが、
とりあえずの居場所
ということに気がつくこともあるかと思います。
****
というわけで、「推薦」BGMは浜崎あゆみの
です(^^;)
(こんな凝った選曲でも直接アフィリエイトがあるとまでは期待してなかった)
アルバムとしては、少しひねって
こっちを紹介しておきます。ayuのリミックスは、最近独立したアルバムとして出なくなりましたので、敢えて。
もっとも、この頃のayuは、一度決めたら数百メートルは命がけで直進しかねなかったわけですが.....
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