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2006/01/05

ヘッドフォン、Bose Quiet Comfort 2のへビーユーザーとしての本音 -万国iPod向けヘッドフォン博覧会 その1-(第2版)

オイルヒーターに比べればマニアックなネタですが、

実はiPodユーザーが「本音のところで」凄く知りたがっている、

「iPodにベストマッチなヘッドフォンは何か」というテーマに挑みたいと思いますので。

*******

なお、以下の商品を私が「全部」持っているなんてことありませんからね!!

 あるMac商品の多い大型家電店(ここまでしかバラしません。その店にご迷惑になるから)で、「私の」iPod接続で長時間試聴させて頂くいうという無理難題を昨年秋にお願いしただけのものも多いですので。

ipod_180-150.gif

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Bose Quiet Comfort 2

この商品は、上記URLからのBoseの直販のみで販売されています。

ただし、私の知る限り、最近はかなり全国展開されてきたアップル直営のApple Store例外です!!

ちなみに、Apple Storeは、特に電源管理という点からすると最良の試聴場所とはいえないかも。でも、このヘッッドフォンが、Apple Storeで試聴できるヘッドフォンの中で頂点といっていい響きであることはわかるかと思います。ちなみに銀座店では、他にもBoseのTriport、B&O、AKGなどがいつでも試聴できます)。

quietcomfort2

私がiPodと出会う以前から愛用して来た、アクティブ・ノイズ・キャンセラー(ヘッドフォン両脇のマイクで拾った騒音と逆相の音を内蔵アンプで同時に流すので、外の騒音が相殺されてほとんど聴こえない世界が生まれる)型へッドフォンの頂点に今も君臨する、アウトドアや電車の中で音楽を楽しむ人垂涎の製品。この製品、前述のように、恐らくApple Storeでもないと試聴できないので、「ほんとはどんな音か」知りたい、買うのを迷っている人、多いでしょう。

電源供給の電池(何と片方のフライホイールの中に収まります!!)は単4ですが、東芝のニッケル水素充電池がベスト、とは何回も書きました。人によってはPanasonicのオキシライドの方が好みかもしれませんが、これ以外のアルカリ電池では役不足です。響きと音像が大味になります。

繊細な音の移ろいや音の陰影を大事にしたいなら前者、蒸留水のようなクリアーさをお望みなら後者です。

確かにこのヘッドフォン音の世界が独特です。外界からシャットアウトされた中で、独特の音場空間が広がり、非常に濃厚で繊細な音の世界が楽しめ、これ、一度気に入ると手放せなくなります、音楽ジャンルは全く選びません。

そしてオーディオの音源のハードの側の音質の善し悪しをうまくこのヘッドフォンの内蔵アンプが「濾過」してくれるのか、ピュアオーディオからMDまで「機器とのマッチング」の差が非常に少ないです。

*****

ただし、にも関わらす、実はこのヘッドプォン、「モバイルオーディオに向かない」、という、存在そのものの矛盾としか言いようのない、致命的な弱点があります。

それは、インピーダンス・マッチングの問題です。

この機種には、ヘッドフォン本体への「接続コード端子の中」、という、なかなかデザイン的に邪魔にならない場所に、インピーダンスのHighとLowの切り替えスイッチがあります。

ところが、このインピーダンスマッチングがIPodに限らず、たいていの携帯音楽機器には「帯に短し、たすきに長し」なんですよね。

つまり、Lowにすると音が小さすぎる。HIGHにすると低音がすごくボテっとした音になる

Boseさん、ぜひ、Ver.3を開発される時には、"middle"のインピーダンスの3段階にしてください。

これが気にならないのは、あの、低周波騒音の巣窟というべき、「航空機に乗っている時」です!!

海外の航空会社のビジネスクラスで貸与してくれるところがあるらしいですけど、アクティヴノイズキャンセラーのアンプは、そういう設定でベストにチューニングされているわけですね。ですから、ビジネスとかで航空機を普段から多用される方には文句無くおすすめです!! 外部騒音が非常に劣悪な場所でこそ、その真価を発揮するわけです。

ちなみに、ローインピーダンスに対応できる、ビュアオーディオのヘッドッフォン端子を通して聴く時には、恐らくアクティヴノイズキャンセルの設定そのものが違うのだと思いますが、前述の、モバイル使用時の「低域のボテボテ感」がうそみたいな、かなりフラットな、引き締まった、「結構tightな」響きになります。そう、Boseの室内スピーカーの愛好者がご存知の、「あの」音です

(あれですら、「独特の低音が嫌いだ」という人がいるのは存じてますが)。

*****

ただ、私は本格的に音楽のみを聴く時には、このヘッドフォン、次第に使わなくなりました。

それは、結局、このヘッドフォン、内蔵アンプによって音が巧妙に「演出」されているというあたりまで、最近の私は気になり出したのです。

それは、アクティヴノイズキャンセルのない、「普通の」fハイインピーダンス対応の密閉型ヘッドフォン、もしくは、「耳栓型」イアフォンのいい製品を幾つか聴く中で、特に音の「立ち上がり」の違い、という点で気になり出したことでした。

(では、もしこのヘッドフォンから、アクティヴノイズキャンセラーを「省略した」だけみたいな製品はないのか? それについてはこちらをどうぞ)

適切な比喩かどうかわかりませんが、「真空管アンプみたいな音」ともいえます。

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なお、この商品、Apple Storeを別にすれば、Boseの直販ルート以外では決して買わない方がいいと思います。

凄く精密な機械をヘッドフォンに内蔵しているわけですから、意外とトラブルが起こります。

正規登録ユーザであれば、自然故障である限り、保証期間中は宅配便の往復であっさり無料で「本体交換」、保証期間が過ぎても、「半額で」本体交換をしてくれる、「アフターサービスの徹底性」は評価しておくべきでしょう。

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このネタ、幾つかの製品ごとに連載するシリーズものにします。

第2回こちら

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