ついにayu解禁!! ayuは確実に、より過激に、次のステップに前進している!!(第3版)
先日、まだayuの新作への「封印」が続いている、と書いたばかりですが、昨日、あっさりそれは破られました!!
自宅も大船に移し、新居でのとりあえずの生活パターンが固まってきたこと(ほとんどの段ボール箱を開封しないままですが)。
ともかく、「こころ相談.com」で私の「カウンセラー特集」が始まるまでは、何としてもできるだけの量と質の記事をブログで連発し続け、いろんな層の読者の皆様にこのブログに引きつけ、常連化していただこうと、私が得意とする、一見無関係に見える話題にどんどんワープさせ、記事相互に有機的なリンクの網の目を張るやり方(これをフォーカシング用語では"crossing"(「交差」)といいます)をなりふりかまわず続けてきて、その時何を書くかの優先順位をひたすらその時の「勘」にのみ身を任せ、頭で計画的に書くことを徹底的に放棄することで逆に実は緻密な統合性がいつの間にか発生するのに任せる中で、ayuの方が「私の」ライヴステージから「はじき出される」状態みたいなものに陥っていた訳です。
そして、2万アクセス突破の頃から私が密かに目標としていた、ブログ開設1周年までに3万アクセスを迎えることも、「オイルヒーター」の記事大繁盛という、思いもよらない展開が助けになり、あっさりクリアーしたことで、少し気持ちの余裕ができたこともあるんでしょうね。
ブログ開設ちょうど1周年の17日の時点で、私はやっと、
"fairyland/alterna"の封(文字通り透明カバーの封です)を切っていい、となぜか突然思いました。
結果は、私の期待をかなり超えました!!
そこで「新鮮なayu」にあっさり出会えたのです。
ます、バックのサウンドのだだならぬ複雑な精緻さに驚きました。徹底的にシンセサイザーバリバリの音作り。しかもそれをここまで凝りまくるというのはただ事ではない。私は現在のJ-POPをあまり聴いていない訳ですが、どう考えてもこの「伴奏トラックのマルチ的重ね塗りぶりと音色の多様性」は、今のJーPOPの中でも「最前衛」といっていいのではないか。
そのかわり、これを「うるさく混濁せずに」鳴らせ、ayuの歌詞を鮮明に聴き取れるには、装置のバランスがよほど良くないと無理です。
この点で、過去最も高度な音作りの一つだったと思える”Ourselves"が、
ミニアルバム”Memorial Address"で悪名高いHDCDエンコードをきちんとデコードした場合に聴こえるとてつもない精密な音作りに久しぶりに匹敵したと思います(幸い、"ourselves"は
マキシアルバム"&"収録のものはHDCDエンコードなしですので、だれでも簡単に比較できますが。
HDCDエンコード問題というのは実はCCCD問題よりよほど深刻な音質への影響要因だった。
これ、"Windows Media Player"の設定を一カ所変えるだけで、エンコードONとOFFの時の音の違いは、極論すれば昔のカセットデッキでDolby C録音したテープをDolby offでそのまま聴くぐらいのとてつもない歪んだ音であることが、そのパソコンのサウンドボードかそれに対応していれば、ですが、簡単に聴き分けられます!!
(サウンドボードが対応していなくても、ソニーのDR-260DPという「マイク付きヘッドフォン」(すでに生産していない模様。楽天フリマにも今日現在出ていません)におまけのように付属していた「オーディオ・ボックス(私のはUAB-260と表示。恐らくヘッドフォンなしの単体では買えません。ドライバーのインストールも何もいらないということは、今のWinXPにもドライバが標準装備されているはず、ということになりますが、現行の後継機種にもHDCD対応が継続されている絶対の保証はないと思います)をUSBを介して接続すれば、ある程度の水準のヘッドフォンやしっかりしたパソコン用スピーカーで容易に聞き分けられます。)
特に低域のだぶつき、瞬発力の鈍さ(5th"Rainbow"収録の”Free & Easy"の「あなたの声が聞こえる」という部分でのエレクトリックギターの突然の大音響の部分の衝撃力の比較をするとわかりやすい)、ヴォーカルのエコーの過剰さ(これは4th"I am..." の冒頭同名曲の、無伴奏でのayuの歌い出しのエコー成分の比較が一番)、高域がささくれ立つなどが聴き分けの基準です。
何と、日本の「大半の」オーディオメーカーはHDCD「非対応」のままだった(
イギリスのLinnのCDプレーヤーは標準装備です)という信じられない事実があり、バランスのいい装置できちんとHDCDデコードした場合にayuのサウンドがどう聴こえるかの実態を、
4thアルバム”I am..."以降の大半のayuファンは知らないままという、とんでもない状況が続いていたわけです。
4thアルバム"I am...."はまだしもHDCDエンコードをデコードできないままで聴いても、それまで3枚のフルアルバム![]()
![]()
よりマスタリングが「圧倒的に」向上したため、音がいいのは明白にわかるから良かったようなものの、はっきりいって"RAINBOW"と"Memorial Address"に関しては、HDCDをきちっとデコードしないままでの装置の響きは実は「とてつもなく」歪んでいました。(
2枚目のベストアルバム"A Ballads"は、静かな曲が多いため、さいわいこの落差が目立ちません)。
avexは2004年になり、あの「ayuの一声」事件をきっかけにした劇的な社長交代劇の後、あっさりとHDCDとCCCDを完全にやめた訳ですが、今度はHDCDなしで、DVD-AudioでもSACDでも現行CD規格でもいい音に響くところまでシステムやミキサーの感性が再適応するのに結局1年ほどの過渡期を要したと考えられます。その過渡期の真っ最中に
"My Story"は発売されてしまった。これも一つの不幸だったと思います。
****
しかし、どうも問題はそれだけではない。
私は、この1年ほど、ayu関係の情報を完全シャットアウトしていました。ファンクラブ会員なのに会報の封も切らない、他のayuサイトもまったく見ないという恐るべき徹底性で。
ですから、私は作曲者や編曲者、その他音響担当者やバンドメンバーに及ぶスタッフが「実は相当入れ替わってきているはず」ということを、ジャケットのクレジットすら目を通さないまま、「私の耳だけを信じて」推測だけで判断しています。
実は、この"Fairyland"のアルバムに、一つ前のアルバムの”STEP you"のリミックスが入っていますよね。私はこのリミックスを聴いて、思わず
「え? "STEP you"ってこんなにいい曲だったわけ?」
とあっけにとられました。
白状しますと、私がayuの完全封印を断行した最後のきっかけは”STEP you"がシングルとして出た時点で、何かすこい欲求不満と違和感に教われたからなんです。
そこには、アルバム"My Story"で、シングル先行発売「されなかった』曲の多くにつきまとった違和感と同じ質のものだったのです。
ミニアルバム"Memorial Address"までのayuは、既にシングルやマキシシングルとして発売されず、アルバムだけの新作オリジナル曲の中にこそ、実はそれまでのayuの枠を超えた、幅広い大衆的人気は必ずしも得られないかもしれないけど、「真の名曲」が必ず存在しました。
”A song for xx"が実はシングルリリースされていない曲だし、コンサートに欠かせない
"Who..."もシングルでは出ていません。
3rdアルバム”duty"の場合も、あのピアノソロ伴奏のみの佳曲、"teddy Bear"がそうだし、そもそも
あの名曲”SURREAL"はアルバムと同時にシングル発売されました。"audience"は更に後でのシングルカットですよね。
4th”I am..."に至っては、トランスミュージックの超傑作"Connected"や、"Natrurally""DayBreak"そして隠れた超傑作"No more words"が「アルバムでの初出曲です。
5th”Rainbow"になるといよいよ困った事態となり、”We Wish"や、
超傑作プロモビデオを持つ、ayuのテクノ系ダンスミュージックの代表作”real me"がアルバムで初公開のオリジナル!! あと、個人的趣味からすると、"Over"というバラードがありますよね。あれ、リスムの使い方や転調の仕方がものすごく凝っていて、「通」向けのひどくチャレンジングな曲です。
続く"Memorial address"が、タイトル同名曲が実は、”teddy bear"とワンセットで
コンサートで歌うのが「当然」の、ayuにとって「超特別」な曲で、おかげでayuはコンサートではあそこまで熱唱するのに、どのカラオケでも歌えないようになっているわけです(これはayu「特命」で、avexの著作権担当者が目を皿のようにしてその申請を蹴り続けていると考えられます)。ちなみのこの曲が誰に捧げられたものかわからない人は、ayu自身も当時のインタビューで書いてますけど、詞を「素直」に読む力があまりになさすぎますね(^^;)
と、ところが!!
6thアルバム"My story"に至って、唐突に。シングルで出た以外の曲のほとんどが、何かayuの詩に追いついていないと感じたのです。
その延長に、同じような不充足感を私に残した”Step you"が出た時点で、私はこれはヤバいと感じたのでした。
****
話を戻しますが、ところが"Fairyland"に収録された”STEP you"のリミックスには、
「あれ、こんないい曲だったっけ???」
になってしまったのです。
そこで
"Step you"のシングルオリジナルを改めて聴いてみた。
ここで、すべての謎が解けました。
やはり、オリジナル・ミックスだと全然ものたりないんですよ!!
テンボが少しのろい。ベースのパートが分厚すぎて、曲が必要以上に重く、単調に響く。
そうか、このへんをayuとスタッフたちは「大手術」することにしたんだ!!
ベースを分厚く重くせず、むしろテクノ調のシンプルな「打ち込み」にして、そして、音の空間に、広がりと、反応の機敏な軽快なハイスピード感のある編曲に変えてしまった。
そしたら、やっと、ayuの高域に独特の癖がある響きが凄く「生きる」ようになったのである!!
恐らく、今後、このリミックスの方が「改訂版」としてayuも好んで歌うのではないか???
”Fairy land"には、その、何か一つの方向を見いだして吹っ切れたayuの勢いを感じます。メロディも独特の「人なつこさ」かあっていい。そして、歌詞も、明らかに前作より「吹っ切れて」いる!!
> 僕たちは今、最も永遠に近いところにいるのかも
と、さらっといってのけたayu。
私は、夏に発売されたこのシングルアルバムを「今ごろ」聴いて、ほんとうに安心したのでした。
ayuはまだまだどんどん新境地を切り開いて行ける、という確信が。
****
ついに、開設1周年にして、やっとこのブログで、ほんとうのayu解禁になりました。
そうなると、これくらいのことを一気にかかないと気がすまなかったのです。
*****
........しかしこれで、"My Favorite Disk"で書こうとしていたことのかなりを一応先取りして書いてしまったことになります(^^;)。
これで、年末までには、より練り込んで、しかも、すでに公表した、3rdの”duty”までを含めてネットで音楽配信されている曲は各曲ごとにアフィリエイトリンクをつける(!)という形で、少なくとも「メモアド」までは行けますね、まず。
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