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2005年6月

2005/06/13

「マンガで学ぶフォーカシング入門」のご紹介

40020九州で活躍している、日本のフォーカシングの有力な若手研究・実践家である、福盛英明さんと森川友子さんが中心となり、村山正治先生の監修をうけて、「マンガで学ぶフォーカシング入門 -からだをとおして自分の気持ちに気づく方法-」という楽しそうな本が誠信書房から出版されています。

福盛さんの画才は、実は日本フォーカシング協会のニュースレター、"The Focuser's Focus"では、そのひょうきんなイラストは有名だったのですが、最近までアメリカ留学していた彼が、いつの間にこういう企画を実現させていたかは全く知りませんでした(^^;)

あとで福盛さんからうかがえたところによれば、実は森川さんから提案されての数年越しの企画だったそうで、二人で部屋にこもって、延々漫画を書いていった時期もあるそうです。そしていろんな冊子とかに少しずつ掲載していたものをまとめた、といった推移があったようです。福盛さんが留学中、もっぱら森川さんが編集段階の仕上げを進めて、完成させたとのこと。

私も早速注文したのですが、いきなり「在庫なし。しばらく待て」をくらいました。
紀伊国屋など、その段階でも店頭に出ている店はあったようですが。

ともかく、多少フォーカシングの心得がある人は手にとって見てください。爆笑しまくると思います。

なせか、「楽譜」までついてます(そのへんのいきさつは手に取るまでのお楽しみということで.......)

いかにも若い世代にしかできない、柔軟な発想があっさり実現して、心理系では名門の出版社から出てしまうというあたり、「そういう時代だよな〜」との感慨に浸ってしまいました。

ともかく心理療法系の入門書の「革命」というのに近い出来事です!!

「私小説版」フォーカシング入門(「私のフォーカシング」シリーズのこと)こそは、私が出版でも先駆者になるのだ!!

2005/06/12

湘南フォーカシング・カウンセリングルーム」7月上旬OPEN!!

ついに念願の「独立開業」について、おおよその概要を皆様にお伝えしていい段階まできました。

どうかよろしくお願いいたします。

ホームページ本部に掲載したのと同一内容ですが、こちらにも掲載させていただきます。

****

湘南フォーカシング・カウンセリングルーム
7月上旬、JR大船駅近郊にOPEN !!



※皆様へのお願い※


近日中に独立したホームページを開設し、
詳しい業務内容・お申し込み方法等をお知らせします。

それまで、メール等を通しての一切のお問い合わせはご遠慮ください
(仮にメールをいただいてもご返答いたしかねますことをお許しください)
(メールでのお問い合わせ・ご相談・お申し込み受付は、正式OPEN後も予定しておりません)

完全予約制
日曜日も開室
(木曜・隔週土曜休室予定)
午後8時まで開室

担当:阿世賀 浩一郎

日本臨床心理士資格認定協会認定 臨床心理士
The Focusing Institute認定フォーカシングトレーナー
および
コーディネーター(トレーナー養成資格者)
日本フォーカシング協会 コアメンバー
日本・精神技術研究所心理臨床センター フォーカシング個別指導担当
前職:明治学院大学学生相談センター 常勤カウンセラー

●業務内容概略●

主として青年期以降の皆様を対象とする個人心理相談(カウンセリング)
一般の皆様のためのフォーカシング個別指導
フォーカシングを用いた夢分析
フォーカシング・トレーナーをめざす、対人援助専門家の方のためのトレーニング
すでにトレーナーをなさっている方の継続研修
心理専門職の皆様のための、ケース個人スーパーバイズ


(すべて有料)

2005/06/04

やはり110Vの方が音がいい?

どうも、あまり更新していなかった期間も、毎日平均50近いアクセスは維持していたみたいで、検索ページからたどり着いたルートをたどると、社会保険の任意継続制度とならび、圧倒的にiPODがらみの用語検索でここにきてくださった方がい多いみたいなので(どこがフォーカシングとayuのサイトのはずだったのかしらん)、カナダに行ってきて気づいた電源と音質の関係の話を書きます。

iPod USB 電源アダプタ [M9837J/A]iPODの純正電源トランスは良質な部類ではないかと以前書きました。ニッケル水素電池を補助バッテリーにする場合より明らかにいいとはじめて感じたポータブル音楽家電です。

それが、カナダに行ったら、ほんと、「カナダに住みたくなるくらいに」いよいよ音が良かったです。しゃきっとした立ち上がりの良さと透明感が両立し、音の空間の広がりの豊かさ、日本では聴こえないパートまでくっきりかつ繊細に表情豊かに響きました、

湿度の違いによるコンディションの差も考えに入れるべきでしょうが、田舎町のはずれと言っていいKempenfeltの会議場の寝室と、トロント市内真っただ中のシェラトンの部屋でも基本的に同じ音だったので、これは日本より10V電圧が高いのが効いているとしか思えませんでした(あるいは、建物に引き込むまでのトランスの質や、アースの処理の問題ともかかわるのかもしれません。日本ではたいていの人がオーディオ「以外の」電化製品のコンセントに差し込むプラグの極性なんて考えていないでしょうから。よくはしらないけど、北米の家電とかは、プラグそのものが最初から3相式で、逆に差し込みようがないのが多いのでは? 以前使っていたGatewayのパソコンなんて、変換プラグで二相式に変える仕様だった気がする)。

カナダは日本と同じ形のソケット(ただしアース用の3番目の端子がついているのが原則)です。iPODの電源トランスは、最近の携帯家電で常識と化した240Vまで対応するもので、何の変換ソケットもかませなくていいのですが、思わず、たいていの場合音質面には無頓着なはずの「海外旅行用」携帯トランスや変換アダプター抜きで240Vとかで聴いたらもっと音は良くなるのか、それとも、Macの本国アメリカで聴くとベストのバランスなのか? それとも日本の電源事情は他の先進国に比べても特に悪いと言える要因があるのか? 

ともかく、外国製のオーディオ機器って、日本では、普通に使うだけでは、本来のサウンドが全然出ていないのかもしれないと、体験的に仮説を立ててみた次第です。

ちなみに、私は基本的にアルカリ電池の音が嫌いです。一見透明だけど、何かディティールを大味にしてしまう。そう、「お米を研ぎすぎたみたいな」味わいの音とでも言いますか(こんな表現、ピンときてもらえるのかどうか?)。

そうした中、Panasonicのオキシライドが従来のアルカリの常識を覆す、すごい「鮮度」があるのは認めますし、あの音が「好き」という人も多いことでしょう。ただ、私には少し「外向的」過ぎる音に感じられてしまいます(それにしても、オキシライド、なぜあんなに単4が市場に出るのに遅れが出たのだろう?)。4

2005/06/03

フォーカシングに国境なし

ともかく帰ってまいりました。

日付変更線をこっちから向こうに超えるより、向こうからこっちに超える方が時差ぼけはひどいというのはかなり普遍的らしいようです。

とにもかくにも、参加された皆様、お疲れ様でした(約一名、寝坊されてカナダで一晩余計に過ごされたと伺ってます(^^;))

でも、私にとっては、基本的にいい「疲れ方」だったし、だんだん朝早くからの行事はパスするようになってはいましたが、ともかくいい心身の洗濯になりました。

高緯度地域は、紫外線は強くて、なるほどサングラスと帽子かないと大変だなととわかりましたが、日本に帰った突端に「もわっ」とした湿り気に包まれ、あのからりとし日差しの強さが懐かしくもなりました。


いろいろ感想はありますけど、まず思い浮かぶのは、


「フォーカシングに国境はない」


という思いです。あるのは言語障壁「だけ」ではないのか。


そこに集うのは、

フォーカシングに自らを救われたと感じ、
猛烈な好奇心と探究心でもって、
自分の生活と仕事の場の中でフォーカシングをどう生かすかに奮闘している

という共通項を持って生きている人たちだということ。

CEOメアリ-・ヘンドリックス女史も基調講演(?)で述べていましたが、


「フォーカシングとは単に『主観的』なものではない。

 ジーン(・ジェンドリン)がいうように、フェルトセンスとは、その人と『状況』との関わりすべてを内包している」


ゆえにフォーカシングと関わるということは、必然的にその人の置かれた身近な生活状況や、社会との関わりをどうして行くかという問いを、常にその人に突きつけ続けるのであり、社会の中での「その人固有」の具体的な行動選択を伴うものにならざるを得ないはずだ、ということになります。


ともかく、その人がセラピストなのか、大学の先生なのかとか全く気にならなくなり、ただ、フォーカシングを愛する「仲間」たちが、年に一度、忙しい現実の合間を縫いつつも、仲間と再会し、エネルギーを再充填するための場として大事にしているのだ、というのがつたわりました。

そして、最後の晩のフォリーと呼ばれる出し物や、毎晩の"Bedtime Story"という、「名優」ポールを中心とした、その日起こった出来事を徹底的に洒落のめす催しのように、


フォーカシングを好きで好きでたまらないがゆえに、

骨の髄まで遊び尽し、

「しゃぶり尽くさ」ずにはいられない「貪欲さ」。


まさに「お稽古事」から一番遠い世界でした。


もっとも、今や中南米など「スペイン語圏」がフォーカシングの一大勢力になりつつあります。そうした地域の核となっておられる方にとっては、フォーカシングを母国語でとう一般の人に伝えるかという問題の大きさは、日本に匹敵する大テーマになってきているようです。

あと、トロントは「人種の坩堝」なのがあたり前という感じの多民族都市なのに、アジアからの参加者が日本だけというのも気になりました。東ヨーロッパ・アフリカもまだかな。

ただ、ギリシャから5名だったか、参加されているのが目を引きました。


というわけで、2回目の海外旅行でこんなことをいうのも僭越ですが、

「地球が思ったより狭い」と感じられた1週間でした。


果てしなくどこまでも続くカナダの大平原を思い出しつつも。

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