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2005年2月

2005/02/20

「忘れっぽいのは素敵なことです、そうじゃないですか?」

前の記事で「決してページ更新忘れていたわけではない」と書きましたが、私って、「忘れ物パニック発作」ないし「物失くしパニック発作」とでもいうべきものを長年抱えています。

実は、小学校5年生の時に、一時期、ほとんど毎日のように、教科書とか教材とか、何かひとつは忘れて、そのたびごとに教室の後ろに立たされて、担任の先生にイビられてまくっていたんです(その後、その先生のことは、好きになり、いい思い出の方が多いのですが)。

それはごく一時期で終わったんだけど(今にして思えば、私の少年期の中で、思春期に突入する上での目覚めの転換期でした。性的にも、まわりの男子生徒よりすごく「ませて」ましたから、「生える」のも一番早かったので、修学旅行のときに風呂場で皆にいびられまくりました)。

その忘れ物しまくりでやたらと立たされた体験がトラウマになったのか(^^;)、今でも、「物が見つからなくなるとパニックを起こす」というビョーキ(^^;)が治っていない。

私の場合はこれが「確認強迫」には決してならなかったのも不思議です。よほど根は不精で、「なるようになるダバないダバさ」なんでしょうね(^^;)。

(「確認強迫」とは、何度も鍵を閉めたか、ガス栓を締めたか確認しないと「気が済まず」、ひどい場合には旅行を前にして駅からひとりだけ引き返すような強迫神経症。この種の神経症には、性欲に限らず、自分の内側からの感情や衝動のあふれ出しと、外界に順応する自我とうまく折り合わせられない人が多いようです。もっとおおらかに、気持ちのままに物事にのめりこめるようになったら、軽症の人なら「いつの間にか」治っています)


***


ところが、たとえば、ビデオのコントローラーひとつが見つからない、とかなると、さあ大変。
「一人きりでまわりに誰もいない部屋の中」だったりしたら、

「お前、死なんとあかんな、やっぱり!!」

とかいう域の、ものすごい罵声を独り言で繰り返し自分に浴びせながら、熊のように部屋の中を歩き回って、探し始める。

時には、「どうか神様、私をお救いください」とかまでめそめそと唱えながら。

そういう自分の「いらいら」から「脱同一化(disidentify)」し、そういう「いらいらする自分」を「認めて(acknowledge)あげ」られる「もう一人の自分」を確保できて、

「出て来る時には必ず出てくる。だって、この部屋から持ち出すわけないんだし」

と、気持ちを切り替えるまで通常30分から1時間かかります(^^;)

もちろん、たいてい、悪くても1ヶ月ぐらいのうちには、部屋のどこからかひょっこり出てくるんですけどね。


****


ところが、ほんとうに「ものを失くす」ことを連発する時があるんですよね。

そういう時は、実は「自分が思っているより、実は自分に気持ちの余裕がない時」という法則性があるのに気がついてます。その時の注意力の幅がもはや狭まり、容易に「飽和」し、意識のコントロール外になってしまうんでしょうね。

最近では、やはり、

1.「休職する直前の時期」と、

2.「勤務に復帰する直前の時期」

はすさまじかった。


1.の時期は、

傘(2本)。

定期券(Suicaだったので、再発行料1500円)。

切符(数回。幸い短距離区間ののみ)。

ワークショップでもらった謝礼まるごと(^^;)

買ったばかりのパソコンのパーツ。

Every Best SINGLE 2 / Every Little ThingELTのCD。(恐らくレストランにおいてきたと思うのだが戻ってもなかった、これは中古の同じの買いなおし)

家の鍵。
(このときは深夜で大家さんを起こすわけにもいかず、唯一台所の、やっと私の太った胴体が通るくらいの小窓までよじ登り、服を油だらけにして進入という、泥棒まがいのやり方で切り抜けた)

【送料無料!クレジットOK!】Vestax DM-01ヘッドフォンのイヤパッド

(製品自体はそこそこの値段のだけど、イヤパッドに本当の牛皮を使っていたためになんとそれだけで5000円!! せっかくポイント交換したばかりのJCBの商品券がちょうど5000円だったのが一瞬にして消えた。

あぶく銭(Easy money)身につかず??? そういえば"Easy money"という曲が、イノセント・マン●3000円以上購入で送料無料!(一部地域除)ビリー・ジョエルにありましたね。これからもアフィリエイトで稼いだ分、物なくさないように用心しないと)


2.の時期は

定期券(みつかって駅に届けられていた)

メインのクレジットカード(これはあっさり電話でそれまでのを廃止、再発行という対応を思いつけた)。ただし再発行手数料750円。

自転車の鍵
(これは、自転車も古びていたし、最近へばりやすくて安易なタクシー依存症になっていたので、坂の多い鎌倉を今後できるだけ自転車で移動する運動の習慣をつけるため、ボーナスで【送料無料】RAMSAのューモデル『RAMSA Sedate8』大型バスケット、ワイヤーロック、かわいいお...「電動自転車」購入に踏み切った。ちなみに私が買った時は特売期間でこの価格より更に2万近く安かったです。タクシー40回分で「減価償却」できるとも踏んで)

通勤で楽しようと思って買ったはずのクリーン券
(どうみても、自販機からおつりだけ取って切符は抜き取らなかったとしか考えられない)。750円プラス車内で買う場合の賦課金250円の損失。


ayuの
●浜崎あゆみ “LOVEppears”CD(1999/11/10)"LOVEppears"のCD。
(これは家の中の必ずどこかにあると思うが、聴かないと禁断症状に苦しむので中古を買いなおし。2000円くらいだったか)

ヘッドフォンの取り外し式コード
(コードだけ再注文で3000円の損失)

普段はあまり使わない口座のキャッシュカード
(残金数百円。落としたことを私も気付いていなかったら、ある日駅から連絡あり気がつく。すでに警察署に引き渡されており、その警察署に提出するための証明書を駅で発行してもらったが、その日はもう警察の忘れ物係の「営業時間」を過ぎていた)

それに輪をかけて、今度はその警察に提出すべき駅発行の「証明書」が今度は行方不明(爆)

「ま、あの口座、そのまま廃止でもいいし」と開き直っていたら、2週間後の昨日唐突に発見。
大船駅からも市街地からも遠い、交通的にかなり不便な場所になぜかある、初めての人だとたどり着けない危険が高い大船警察署までやっと出頭する。忘れ物係の「営業時間」に確実に間に合わせるために使った行きのタクシー代660円、帰りのバス代170円の損失。

きっと、守護霊が「よし、おまえもやっと十分修養を積んだ」と認めてくれたら、きっと、4ヶ月前に行方不明のワークショップ講師料3万5千円も、突然部屋のどこかから封筒ごと出てくるだろう……


*****


というわけで、私と同世代のJ-POPファンにはもう見え見えかもしれないけど、やはりオチを書きます(^^;)

> 忘れっぽいのは素敵なことです そうじゃないですか
> 悲しい記憶の数ばかり、飽和の量より増えたなら
> 忘れるより他ないじゃありませんか

「傾斜」
詞・曲・歌:中島みゆき
寒水魚アルバム「寒水魚」収録

Mac miniとiPodの音楽性はずば抜けている!!

どうもこの数日は、【送料無料・受発注(お取り寄せ)】Apple iPod photo 60GB w/USB M9830J/AiPodの音の良さにしびれまくり、休暇中はあまり不思議と聴く気がしなかった、ayuに限らず、70年代歌謡曲からクラシックに至る音楽を聴くことにひたすら没頭して、そういう中で新鮮な形で音楽を浴びて、「心の充電」していたので、ホームページの更新、忘れていたつもりはないけど、お留守になりました。

マジ、下手なシスコン買うくらいならmac mini買うことお勧めします。少なくともBOSEやアルテック(私が所有しているのは、これではなくて、かつてのGateway……最近日本再上陸したようですが……のオプションとしてついていた、背面バスレフダクト式の2WAYです)など、少なくともある一定のサイズのあるアメリカ系の「パソコン用」スピーカーからなら、シスコンどころか下手な日本製コンポーネントオーディオすら上回る、すごい練りこまれた何とも「音楽的な」音がします。

実はまだ、mac miniで私の長年使ってきたイギリスのタンノイのスターリング(ここでリンクを張ったのより数世代は前のバージョンですが)を鳴らしたらどうなるか、という、過激な実験はしてないので、最終報告はそれをやってみてからにしますが。


****


そして、iPodもまた、過去私が直接体験した携帯オーディオ機器の中では全く異次元の音の完成度を持つことも痛感しています。デフォルトの圧縮モードで十分に、クラシックすら、少なくとも過去私が使用してきたどの携帯CDプレーヤーやMDプレーヤーよりも、「妥協なく」『音楽を聴く』快感に浸れます。なのにそこにCD数百枚分収納できてしまうのだから、自分が普段聴く音楽の「すべて」を、あの小さなボディに収められるというのは奇跡に近い。

あと、iTuneが自動検索するCDデータベースは、もう、半端じゃない域まで、各分野のかなり古いCDまで対応しているのには驚きました(Windowsのメディア・プレーヤーではとてもここまで対応してません)

面白いのは、普通、この種の携帯プレーヤーは、AC電源で音楽を再生すると、充電池再生より音がひずみ、透明感を失うことが多いのに、iPodに限っては、少なくともApple iPod USB アダプタ / M9837J/AMac謹製の電源アダプター(少なくとも20GB・40GB版には最初から附属)を通す限り、むしろ音の空間に余裕が出て、内臓充電地駆動だと低域がわずかに腰が砕け、荒い音になる現象が消えて、本当にクリーンな「底力のある」音になるということ。

要するに他のメーカーの電源トランスが音質のことなんか全然考慮しない安物を適当に見繕って附属させてただけだっただけということが良くわかります。こういう周辺機器の多くは、Mac謹製のものでも中国で生産しているみたいですが、要するに基本的な音決めや品質管理がしっかりしていればどこの国で作ろうと関係ないということかと思います。

その意味で、IBMが中国の会社にパソコン部門を譲渡したことが話題になっていますけど、だからといってThink PadがWin系モバイルパソコンの王者であり続けることは、設計と品質管理に従来のスタッフが引き継がれる限りは、全く心配ないのではないかと思います。

iPodの話に戻りますが、ヘッドフォンを高級にすればするほど音質が向上するのは確かで、その潜在力は凄いものがあります、私の常用ヘッドフォンは、恐らくアクティヴノイズキャンセラー型では今も世界のトップを走る、Bose直販でのみ販売しているQuiet ConFort 2ですが、これで外出時に聴くiPodは、携帯オーディオで家の外で音楽をこれだけ聴けたらもう何の不満もない域です。

恐らく、ノイズキャンセル型ではなく、室内で聴くのなら、私が実際にiPodで聴いてみた範囲では、ベイヤー 密閉型 DT250/80(BEYER) [DT25080BEYER]ベイヤーのローインピーダンス密閉型、DT250が推薦のひとつ。

(私は何とTEACの家庭用カラオケのおまけについていたヘッドフォンの見かけと価格にあまりに不相応な、日本製ヘッドフォンでは絶対聴けない「むやみな」音の質のよさ……しかも「『この』質の音はどこかで試聴したと驚いていたが、どうも実はベイヤーからのOEM供給の、上記機種よりはかなり最も低価格帯に属する製品のようであった!!TEACがベイヤーの輸入元なのである!!)

 もうひとつは、ゼンハイザーのローインピーダンスの密閉型(ハイインピーダンス型では音量に不満が出るはず)ヘッドフォン、SENNHEISER(ゼンハイザー)HD25【ヘッドホン】HD25なら十分満足できる音である。

特性的にはベイヤーの方が平坦で広帯域で、その墨絵のような濃淡の上品な美しさに耳を奪われますが、音の華麗な迫力という点では、実は意識的に中高域にアクセントになるピーク成分を作っているゼンハイザーの方が勝ります。

この、昔から変わらないゼンハイザーの音の個性が好きか嫌いかは人それぞれでしょうが、メリハリは強いので、恐らく街頭や車内で聴くならゼンハイザーのほうがべイヤーより街頭や車内のノイズが気にならないでしょう。

ただし、室外で聴くときには結局、私にとっては、Boseのアクティヴノイズキャンセラー型、Quiet ConFort 2の方がはるかに「音楽に集中」しやすい。

室内で聴くと低音がややだぶついて聴こえるQuiet Comfort2の音作りは、どこまでも、にぎやかな街頭や電車、飛行機の中でベストに聴こえる音バランスを狙っている点に注意された方がいいでしょう。結局、私は室外はBose、室内ではベイヤーという使い分けで一番満足しています。,


シェアーなどの「耳栓型」のE5Cクラスの高級イヤフォンでも「おごり過ぎ」にならないと思うので、macオリジナルのインナーイヤー型(この種のものとしてはまずまず水準ですが)より思い切ってヘッドフォンをアップグレードする価値はあると思います(私は日本のヘッドフォンとスピーカーは、音楽性という点で欧米のメーカーに太刀打ちできる製品は「ほとんど全くない」と感じてます)

なお、外部補助電源は、単に駆動時間を延ばすだけではなく、電源部の強化になり、音質を向上させることが多いです。これはサードパーティのでいいから(BELKIN Backup Battery Pack for iPod(DC)本家から出てるのは8000円以上して高いので)、単三乾電池4本で充電する周辺機器も買い足すことは是非お勧めです。しかもその単三電池として、特にサンヨー リフレッシュ機能付急速充電器セット N-MR57Sサンヨーの最新のニッケル水素充電池を使い、「音楽も聴きながら充電もする」状態で聴くと、すごく立ち上がりのいいしゃきっとした迫力ある音になります。もっとも、この使い方が、iPod本体の充電池の劣化を早める危険があるかどうか、自信がないのですが。

その充電ボックスをブラブラさせたり邪魔になることなくどう収納して持ち歩くかは、それそれの人の工夫次第でしょう。前述のBoseのQuiet Confort 2 附属ののキャリングポーチにiPOD本体と単三充電器を入れて持ち歩くのも無理はないです。

あるいは、iPodに携帯ストラップをつけられるスキンを被せて(表面の保護や、万が一落とした場合のことを考えると、家の中でiPod (Click Wheel) Dock[M9602G/A]ドックにおいておくのを標準態勢としない人の場合は、多少の衝撃吸収力があるスキンを被せるのが無難と思います)、更にデジカメやヴィデオ用の、やや重めの機器にも対応できる、しっかりした、でもデザイン的にもシックで目立たない首賭けストラップ(スチールロープ製がいいかも)をつけ、充電器は服のどこか、例えば胸ポケットあたりに、という手もあるかと思います。

まあ、日本はともかく、海外でこんな姿で歩こうものなら、ストラップ引きちぎってでも盗み取ろうとする輩の餌食になる危険があるかもしれませんが(^^;)

ちなみに、この種のキャリングケースとか、ルイ・ヴィトン モノグラム iPodケースルイ・ヴィトン(LOUISVUITTON)ダミエ IPOD(アイポッド)ルイ・ヴィトン M60000 モノグラム エテュイ iPodケース MM-0186ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON) iPod用ケース ノマド キャメル M80121ルイ・ヴィトン■IMPORT■【GUCCI】GG柄 I pod 携帯 ケース (ストラップ 付) 125848… グッチグッチがいろいろ出してると知って驚きました(^^;)

サードパーティのまで色々探すと、いかにもayuファン向けの豹柄のポーチまでありますね(^^)、私が見つけたのはiPod mini用のポーチでしたので、残念ながら買いませんでしたが。

でも、あの種のスキンって、特に伸縮性のある素材の奴は、何か女性にボディコン着せたり脱がしたりするような、何か「淫靡な」変な感じがします(何いってんだ、やはり私にもメカフェチの気は……ないとはいえんな、やっぱり(^^;))


***


唯一弱点を述べれば、少なくとも私の購入した個体に関しては、なぜかホールド状態で聴いていると、何かの弾みに音楽が止まることがあること。「一時停止状態」になるみたいで、音楽そのものはホールドを外してplayボタンを押しなおすと続きがはじまるのですが、服のポケットに入れようとする瞬間に多い気がするので、振動によるハードディスク読み取りミスというより、むしと静電気が何か誤作動に関係してないかという気がするのですが。

それにしても、あのリング状のタッチセンサーの使いやすさは見事なものです。それと裏腹の誤作動しやすさでなければいいんだけど。

(付記:この誤動作の原因についての、Macのハードディスクシステムの宿命に由来する可能性についての独断的仮説はこちらをどうぞ)


****


とにかく、Appleには、音楽のことが本当によくわかった技術者がいるのは確かで、この点ではもはや一般コンシュマー向けの大半のオーディオメーカーは、現状では太刀打ち不能の域の落差ができてしまっており、シスコン・ミニコン部門全体すら「もしこの音のよさが知られたら」危ういかも。まして、パソコンオーディオと携帯オーディオの部門では、いくらWindows系の会社が「類似品」を作ってもどうにもこうにも太刀打ちできない気がします。

アメリカのウェストコースト系でなくて、とことんイギリス系やドイツ系の音で練りこむ「奇特な」会社が出てくれば別だけど。

このあたり、フィリップスあたり、なにか戦略もって動いてないのだろうか? それともむしろiPod向きの関連製品作って尻馬に載るか?

(最新の2/28出荷予定分【話題のノイズリダクション♪】PHILIPS イヤホン SBC-HN060インナーイヤーアクティヴノイズキャンセラー型イヤホン、SBC-HN060とか見てると、むしろそっち選んでるのかなという気もする)

(後日記:結局、これ買ってみたんですけど、少しSN比が悪くて、かすかなホワイトノイズがあるのが残念ですが、これで6000円なら見事な出来ですね。インナーイヤー型は通常のヘッドフォンより耳の奥に音源があることになるため、音像の定位する場所が変わり、脳の中に何とも摩訶不思議なバーチャルリアリティ空間が広がります。ちなみにこれも(Boseもですが)東芝 単4形 ニッケル水素充電池 2本パックTH-4K 2P単4のニッケル水素充電池にすると音の純度が上がります

アクティヴノイズキャンセルOFFにすると、前述のBoseのだと、音楽そのものが「聴けなくなる」のですが、PHILIPSのは、高インピーダンスにはなり、音量は、クラッシックを大音響で聴こうとかしたら少し物足りなくなるけど、音は繊細に、アコースティック感は増す形で「聴けます」。

「耳栓」効果はある程度維持され、外部の騒音を抑えてくれる効果はあるわけですから、シェアーやBoseには価格が高くて手が出ないという人にはおすすめですね。

あと、恐らくこの商品、日本での市場を主に当てにして作られたんでしょうけど、「パッケージの写真」がむちゃくちゃ笑えます。特に「その筋」の人には。

なんで「500」や「700」でなくて「0」なのよ、すごい「時代考証」だ!!というのがヒント。

「両方の」マニアの方、アキバや日本橋で実物見つけたら、30分は話題のネタに困らないと思いますので)


++++++++


もうすでに言い尽くされていることかもしれませんが、アップル社起死回生の戦略としてのiPod、そしてMac miniは見事に当たったと思います。楽天市場に機器の付属品はともかく本体が商品として売りに出されていることが滅多にないあたり、もともと大手の流通業者以外には商品がいかに流れにくくなっているかをあらわしているかなと思います(楽天ダウンローダにMac版がないとか、楽天にはもともとMac軽視の傾向ある気もしますが)。

これで、例えば次にラップトップを買うとすれば、ThinkPadだけではなくてPowerBookも考えてみようかな、という潜在層をどれだけ発掘したことになるか。ソフトがWin系より相当割高というのも、シェアが回復できればだんだん差は縮まるでしょうし。

2005/02/13

"My Favirite Books"に強引に(?)追加

左の"My Favoritte Books"に「分裂病と人類」「フォーカシング」「創造する無意識」の3冊追加しました。

最初の2冊は、@Niftyのブログのシステムの隙をついて(?)、本のタイトルにリンクタグを無理矢理ねじ込んだものです。少し見にくいのはお許しを。

でもちゃんと@Niftyの書籍販売コーナーからのリンクにして操を立てています(^^;)

2005/02/09

"My Favirite Soft"に、Camino追加

"My Favirite Soft"への、Caminoという、Firefoxの弟分みたいなMac専用のブラウザソフトについての記述です。

しかし、思わず、Macのフォントで観た場合に、インターネットのホームページがいかに美しく見えるか、裏を返すとMicrosoftの日本語フォント、印刷後はともかく、モニター上でどうしてあそこまで野暮ったくて汚らしいままでみんな平気なのか???への愚痴にもなりました(^ ^;)

2005/02/08

「自我と無意識」、"My Favorite Books" 入り

……というわけで、ユングの「自我と無意識」、左のブックレビュー入りです。

2005/02/06

ディック・ミネ、「瀬戸の花嫁」を叱るの巻

どうも、原稿やら雑用やらでホームページを留守にしていた割には、この数日、アフィリエイトしているリンクの利用者の方は逆に多くいらっしゃって、誠に感謝しております m(_ _)m

今日は、少し文化人類学的話を前ふりにしましょう。

実は、このブログ左の欄のブックレビューの、「岩波講座 宗教」第5巻の、我が敬愛する田嶌誠一先生の論考にものっけから出てくる話なんですが。


自分を自身を悩ましていた「悪霊」を鎮魂し(?)、癒す能力が高まると、その「悪霊」は、必ず「守護霊」へと変容して、自分を守ってくれる最大の味方になります。そういう人は、シャーマンとして、地域社会で尊敬される存在になることも稀ではない、ということは、どの文化圏にも見られます。

ただし、一度「守護霊」とのそういう関係を築いたら、得てして人は慢心に流されやすくなり、ちょっとでも油断すると、「守護霊」は再び「悪霊」のふりをしてその人を「試練」でもって悩まし、「守護霊」との関係をもう一度丁寧に大事にするように「教育的制裁」をかけてきますので、その「守護霊」からの「教育的制裁」を甘んじて受けて、「守護霊」からの信頼を取り戻さねばなりません。

さもないと、その人自身が、他の人に対して「にせ守護霊」という名の「悪霊」をばら撒きまくる、一番厄介な「にせシャーマン」になってしまいます。

つまり、一度「守護霊」との関係を築いたら最後、「本物のシャーマン」として絶えず耐えず「守護霊」からの「試練」に耐えて精進に励むか、「偽シャーマン」として、世間からも救いの道を求めるものを悪の道に引きずり込み、たぶらかす怪しげな存在とみなされ、「本物のシャーマン」すらそういう「偽シャーマン」と同じ程度の存在でないかという世評を生み出して迷惑を賭ける存在になるかの、「2つにひとつ」の人生しか歩めないのではないかと思います。

....で「偽シャーマン」によって植え付けられた「悪霊」から人を再び救い出すだけで「本物のシャーマン」は日々手一杯となるのでありまする。



以上、何より自戒を込めて。

*****

今述べたことについて、ユングは、「自我と無意識」(レグルス文庫)で、



「自我肥大」の危険

という言い方で書いています。

(訳者のひとり、渡辺学氏による「前書き」がご自身のHPにアップされていて、これだけでも読み応えがあります)

これは、一言で言うと、その人の意識と無意識の対話が進み、影やアニマからのメッセージと円滑な相互作用がはじまると、その人は、以前より内界、外界からのメッセージに敏感になり、以前なら気がつけなかったことまでどんどん気付けるようになるという体験をするようになります。

「共時性」的な体験(一見偶然のようでいて、何か必然的な摂理が働いたかに思える出会いや事件との遭遇)」もやたらと増えると感じられる。

そうなると、その人は、世界の摂理がみんな見通せるかのような錯覚と傲慢に陥る。これをユングは『自我肥大』といいます。

しかし、ユングの考え方によれば、「意識(自我 ego)」というのは、どこまでいっても、「自己(self)」という、巨大な恒星、とても全体を汲みつくすことなど一個人に不可能な心の領域の周りをまわる小さな惑星に過ぎないので、こうした「自我が自己を覆い尽くせたかのような」錯覚や傲慢には、必ずバランスを回復させるための、無意識のうちでの「補償」作用が始まる。

例えば、現実の他者の上に投影された形での、以前より深い次元での「影」や「アニマ」からの誘惑や、トラブルに巻き込まれるなど。

これはその人が更に成長するための試練にもなる代わりに、一歩間ま違えると、その人自身の破滅や、その人自身がいつの間にか「善の仮面をかぶった悪」として、たとえば悪しきカルト宗教の教祖になったり、有名だけど、実はクライエントさんの人生に悪影響の方を強く残すことが多い、厄介な「著名セラビスト」になったりする引き金となるわけです。



****

それこそ、ゲーテのファウスト(第1部) ( 著者: ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ / 池内紀 | 出版社: ...「ファウスト」ファウスト(第2部) ( 著者: ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ / 池内紀 | 出版社: ...のはじめの方、「世界のすべてを極めつくした」ものの、空しさに駆られて自死を選ぼうとするファウスト博士の前に現れた、悪魔メフィストフェレスの誘惑に当たるもの(この悪魔、神様と、ファウストについて「賭け」をする、というあたりが序幕で描かれるわけですが)。

ユングは実は「ゲーテのご落胤の孫である」という噂が絶えず、ユングもそれを敢えて否定はしなかったというのは結構知られた話ですが、

どうか、「ファウスト」だけは、みなさん、手塚治虫の漫画版だけでもいいから(私も最初はそこから入りました)、目を通すことをお勧めします。

手塚治虫は、若いころに「ファウスト」、晩年に、確か未完に終わったネオ・ファウスト (1)「ネオ・ファウスト」ネオ・ファウスト (2)と、何回もファウストのテーマに挑んでますが、私が読んだのは若い頃のファウスト「ファウスト」だけです。




*****

さて、やっと本題です(^^;)

実は、今朝、こんな夢を見ました。

「NHKのど自慢」だと思うんだけど、中年のおばさんが、それはそれはきれいな声で、青春ヒット大全集小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」を歌うんです。

同然、鐘は「キンコンカンコンキンコンカンコン、キン、コン、カーン」


アナウンサーは、「おめでとうがさいます、合格です」

といつものように駆け寄るのですが、その日のゲスト審査員のディック・ミネ ベストディック・ミネさん(平成3年にお亡くなりです)が、予想もしない、凄く険しい表情で



「あなたは表面上きれいに歌っているだけで、全然魂がこもっていない!!」

と猛烈な歯に衣着せぬお説教をはじめる。

それが延々続くものだから、司会者も番組進行が滞り、大変な事態になっていく……

というのをテレビで私が見ている夢でした。



****

この夢は、まず素直に受け止めると、内なるディック・ミネさんという「守護霊」からの



「思い上がるなよ、『自我肥大』するなよ、おまえはまだまだだからな」

という警告のメセージとして、まずは謹んで受け止めました。

ディック・ミネさんというと、まさに酒と女と歌にまみれた人生を送った人で、世間の汚濁にまみれつつ生きていた人という印象があります。

でも、きっと、その歌手が「本物」かどうかを見抜く目は、すごく厳しい人だったんじゃないかと。



****

しかし、夢解釈は、ここまででは実はまだ道半ばまで来ていないんですね。

ここからが

「バイアス・コントール」

と呼ばれる部分です。

誰もが、自分の夢を解釈しようとする時、自分自身の日常について、自分が理解するのと同じようなスタイルで理解しようとします。

この例でいえば、自分に自信がない人だと、すぐに、ディック・ミネに吊るし上げを食らう「中年おばさん」の側にあっさり自分を「同一化(identify)」させて、



「自分はやはり見かけだけで中身がないということなのだ。本当はみんな私の中身のなさを見透かしているに違いない」


などと自己嫌悪し、「悪夢」を見たとしか受け止めないでしょう。

そこで、そういう自分自身への通常のものの見方の固着した「偏り(bias)」とは違ったアングルから夢を味わうための刺激剤としての示唆的教示のことを、「バイアス・コントロール」というのです。


(詳しくは、左の欄のブックレビューで紹介した、ジェンドリンの「夢とフォーカシング」を参照していただく方がいいのですが)


まずは「登場人物の方略」

(この呼び名については、阿世賀浩一郎 「夢フォーカシング技法の面接場面への適用に際しての幾つかの実用的示唆」人間性心理学研究 第11巻 第2号 (原著論文) 1993 参照)

ユングには、夢の中の登場人物、それどころか動植物から、家具や岩や壁などの「無生物」に至まで、すべてが自分の「影」、すなわち、すべて自分の分身、今の自分にはまだ実現されていない、自分でも自覚していない成長可能性すらもが現れていると考えます。

「影」というのは決してそれ自体としては邪悪な部分ではなく、その「影」と、その人の関わり方しだいで、その人の「内なる悪霊」にもなれば、その人を更に成長させる方向への「導き手」にもなります。

その意味で、「影」とどう付き合うかは、その人を善にも悪にも導く、大変に慎重かつ厳粛な別れめなんですが。


「自分の中に、夢の中の『ディック・ミネ』的な部分はあるか?」


……ある、ある、おおあり!!

周りの流れなんて考えないで、延々「辛口コメントはさむ」ところとか。


酒と女はともかく、煙草とコーヒーとチョコレートに目がなく、カラオケ好きなのは、私の知り合いはよく知っている。



「実は、ディック・ミネ的な部分が、『まだ足りない』とすれば?」

(爆)「そうかもしれないし、それだけではないかもしれない」(^^;;;;)


****



そして、次に、敢えて、

「なぜ、『瀬戸の花嫁』か」

にも探りを入れました。

自分の中に「小柳ルミ子」的なところがないか、もできそうだけど、これは略。

個人的には、


> 若いと誰もが 心配するけれど


の部分と、


> 男だったら 泣いたりせずに
> 父さん母さん 大事にしてね



の部分に、私の中の何かか「共振」しました。



今は、それを味わえば、十分です。

2005/02/01

「まだまだこれからなんじゃない」

きのうは正午から午後4時まで、白金の方での、今度こそ本当の「復帰後初出勤」でした。

思いのほかあっさりと、肩に何の力も入らずに、勤務1日目を終わりました。

まあ、それでも、家に帰ったらいつの間にかソファで爆睡してましたけど(^^;)

そしてあした「4時間」勤務したら、4日続けて休めるという、何とも優雅な(^^;)仕事始めです(もっとも、都心への通勤には片道2時間弱かかりますが)。

この態勢で2週間勤務した結果で、産業医との再面接を経て、問題なしとなれば「徐々に」勤務日を増やすという、なんともゆたっとした復帰スケジュールです。



***

さて、ナカニシヤ出版から名古屋大学の伊藤義美先生編で最近出版された「フォーカシングの展開」という本の中で、伊藤先生がお書きになった短い「あとがき」のことが気になっています。

私はそのあとがきを、ある共感を持って読ませていただきました。

私、実は、この本の分担執筆を依頼されつつ、きりぎりまで草稿と格闘しつつ、体調悪化の中でドタキャンという最悪のことをやらかし、伊藤先生と編集者の方に大変失礼で、ご迷惑をおかけしたにもかかわらず、きちんとナカニシヤ出版様からはから献本していただいて、大変恐縮しています。この場を借りて御礼申し上げます。

その「あと書き」、伊藤先生がご覧になったという夢の話が出てくるのですが、先生がアメリカに長期間滞在して身近にジーンの姿に接していた中で、伊藤先生が「肌で」感じた「何か」が「実に素直に」出ているのではないかと感じました。

敢えて大胆なことを言わせていただければ、ジェンドリン、今のフォーカシングの現状を、自身がかつて夢見ていたのとは何か別のものに向かってしまった現実に、やはりある諦念すら感じて、臨床の「表舞台」を離れ、「哲学」とTAEの世界に「戻って」しまったんじゃないか?

「フォーカシング指向心理療法」は、決して臨床現場での適用についてのジェンドリンの「集大成」ではないという思いを私は早くから抱いていました。むしろ、そのほんの入り口への「示唆」に過ぎないままに終わった書物だと思うし、ジェンドリン自身にも、その時点での自分の限界(edge)まで描ききったという思いはないままと思っています。

ジェンドリンが夢見ていたのは、むしろ、従来のような意味での心理療法家との長期にわたる面接関係の代わりに、一般市民がお互いにフォーカシングしあうネットワークが社会の中で「かなりの程度」機能するようになるという、かなり「革命的な」社会変革だったのではないかと思います。

それが、いつの間にか、他の流派に対するアイデンティティを確保するため、トレーナー認定制度、更に「フォーカシング指向心理療法のセラピスト」すら認定するという方向に向かった時、ジェンドリン個人は「何かが違う!」と感じ始めたのではないか?

****

私は、日本にフォーカシングが以前より浸透したとは、実は「全然」感じていません。

いくら学会誌で「箱庭療法」の次に用語検索するとヒットするようになったといっても、それはフォーカシングに関心がある研究者が論文をまめにお書きになる人が多かったからであり、以前よりは「知識」としては浸透したものの、セッションの実体験を持つ人の層の厚さは、確かに「以前よりは」広がりましたが、実は「意外と」少ないまま。

そして、フォーカシングで名の通った研究者がいないところでは、「フォーカシングなんて臨床現場では役に立たないよ」と、実はご当人は大人数でのセミナーで、初体験の人同士が組まされたセッションぐらいしか体験したことないくせに陰口をいう人たちが山のようにいる。

「私、『フォーカシングなんて臨床では役に立たない』と指導教授に言われて、卒論・修論のテーマにしたいのに、困っていたんです」と本音を話し始める若い臨床家の卵に私は毎年何人で会うことか!!

ここで、フォーカシングがもっと小さなサークルだった頃を懐かしむようではいけない。

敢えて逆説的な表現を使わせていただければ、

まさにこれからこそが、フォーカシングが、

「実はさりげない日常の営みの延長であり、
何の特殊な技法でもない」

ことが「真に」社会に認知されるかいなかの瀬戸際

なのだと思います。

ある意味では、神田橋條治先生をはじめとする熟練した臨床家たちがフォーカシングを評価するのは「当然」です。

ところが、神田橋先生ご自身は、「フォーカシングを学んで」臨床家として成長したわけではない人「だからこそ」そのことがいえるという、大変な逆説がそこにはある気がする。

フォーカシングに好意的な他流派の臨床家は、フォーカシングを「学ばなくても」臨床家として一流になれた「天賦のナチュラル・フォーカサー」が多い、と私は感じています。

フォーカシングを、自分が臨床に入る「最初から基礎にすえて」現場臨床に出た世代は、私より少し上の世代に最初に現れたに過ぎない。

それより上の世代の先生方は、一見フォーカシングの中核にいるかに見える先生方すら、実はますはロジャーズ派カウンセリングの日本の草創期における歴史を築いた大家の先生方に、カウンセリングの基礎をみっちり学んだ方々が多いわけです。


フォーカシングから臨床に入った世代の「真価」が問われるのは、まさにこれからなのだと思います。


凄く生意気なことを書いたかもしれません。しかし、「まだ昔を懐かしむのは早すぎる」、ジーンが果たすのをひょっとしたら諦めたたかもしれない「更に先のステップ」を、まさにより若い世代が刻む方向に踏み出せるかどうかの、重要な分かれ目に、今、来ているのだと思います。

これは決して私だけの思いではなく、「フォーカシングのあるべき姿はもっと先に、違った形である」と信じる層が国際的にも実はたくさんいると信じるがゆえに、私は、今年トロントで開かれるフォーカシングの国際会議にも行って見ようという気になったのです。

一見唐突ですが、

> まだまだこれからなんじゃない
> 道が続く限り
> 扉なら開いていけばいい

ayuの、INSPIRE"INSPIRE"

で、締めくくらせていただきます。

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