変わりたいのも、変わりたくないのも、ほんとうの気持ち
飛べないハードルを 負けない気持ちで クリアーしてきたけど 出し切れない実力は、誰のせい?
(田村直美「ゆずれない願い」)
たいていの人は、自分の現状に不満を持っていると思います。 ....そう、人は、変化し、成長したい生き物です。
それと同時に、今やっている日常を「変えないままで繰り返せたら」とも心のどこかで感じています。 ....そう、人は何の変化もないまま、現状が漫然と続くことを求める生き物でもあるのです。
そして。自分が何もしなくとも、状況が変わったり、周囲がお膳立てしてくれることで自体が解決することを期待しています。 ....そう、人は、自分からは行動を起こさないままで事態が変わることを期待する生き物です;
しかしそれと同時に、今の自分が、別人に「変えさせられてしまう」ことをすごく恐れていると思います。 ....そう、人は、他人に無理やり変えさせられるくらいなら、自分で人生の運命を変えたい生き物です。
「変化」を実感するには、 変化する前と後とでも あい変わらず「同じ自分」が 自分の中に確かに「継続」しているという安心感も 必要なのではないでしょうか。
「気がついたら、以前困難を感じていた状況をある程度普通に乗り越えることができている。人前であがることを気にせず発言できることが増えていたような。これは私がいつの間にか「変わった」ということなのだろうか? 私はその間、だいたいのところは、同じ自分の延長線上にあるままもがいているくらいに感じてやっていた。でも、今、同じ事態を同じに感じずに済んでいるということは、何かが変わったんですよね?」
「一度ブレイクして人気が出てしまったら、周囲の自分を見る目が変わっていた。でも私って、私のままじゃない? テレビの中に写っているのは、どうも私みたいだけど、ほんとうにテレビを見ているこの私という気がしない。この運命は、私が自分から生み出した変化なの? それとも、周囲がいつの間にか私をここに連れてきたの? 昔と同じように私を受け止めてくれる人がいないのがつらい」
…この違いはどこから生じるのでしょう?
バードルを飛べた途端に、 人は今度は、 そのハードルを乗り越えるのが当たり前の存在に 「変化をしてしまった」はずという プレッシャーと直面し始めることも多い。
.......今、ここで書いてきたことの中に、カウンセリングの大事な本質が含まれている気がします
追記:
この記事、北京オリンピックの中継を観ている中で、思いついたものです。
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